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9月1日は飲むサラダ『マテ茶の日』です!

日本マテ茶協会会長 北 島 勇さん(79歳)

世界三大飲料はお茶、珈琲、 マテです。どこの国でも栽培 できるお茶や珈琲と違い、マ テは南米の世界最大の滝イグ アスの滝周辺の3カ国にしか 生 育 せ ず、産 地 が 3 カ 国 の み に限られていることから日本 では馴染みが薄いのかもしれ ません。しかし『飲むサラダ』と 称されるほど、マテには豊富な ミネラル成分が含まれており、 その成分を知れば男女とも虜 になるかもしれません。毎年 9 月 1 日 は『 マ テ 茶 の 日 』。 マ テの良さについて北島勇会長 に伺いました。

32年前にマテの利用に関する正し い認識を育み、マテ規格の基準作りと 業界の安定した発展を図る目的で設 立された日本マテ茶協会。北島会長 は世界中のお茶を取り扱う日本緑茶 センター(株)の会長でもあり、会社を 設立した1969年には当時の西ドイツ からハーブティーを『フラワーティー』 と称して輸入を始めたのを皮切りに、 国の管理下にあった塩の規制緩和に 尽力し、アメリカのハーブ入り塩を日 本に初めて輸入。また、新しい商品を 輸 入 す る だ け で な く 、「 世 の 中 に 広 め るためには協会をつくらないといけな い。中小企業に儲かる商品があるよ」 と呼びかけ、ハーブやミント、中国茶や アルガンオイルなどの協会を創設。日

本マテ茶協会もそのひとつです。 マテについて北島会長は「日本の少 子 化 を 救 う 飲 み 物 で す 」。 カ ル シ ウ ム やマグネシウム、亜鉛、鉄分、葉緑素な どのミネラルは、他の飲み物より群を 抜いて高く、女性の美容と健康づくり には最高。男性にとっても“亜鉛 ”が 生殖機能障害の低下を防ぐからです。 また、肉料理中心の南米人にとって 緑黄色野菜の摂取を補っているのが マテです。『飲むサラダ』といわれ、豊 富なフラボノイドとミネラル、特有成分のマテインが含まれています。

テレビでアルゼンチンのサッカー 選手・メッシがマテ壺片手に、ボンビ ージャ(現地のストロー)で飲んでいる 光景を見た方もおありかと思います が、暑い国の人たちが激しい運動で も活躍できる様子をみると、日本の 暑い夏にマテ茶を飲んで乗り切りた いものです。

日 本 マ テ 茶 協 会 で は 9 月 1 日『 マ テ 茶 の日』に合わせて、マテを使った料理コ ンクールを催しています。『飲むサラダ』といわれているマテ茶を知らしめない 手はありません。健康がさらに大事に なってきた現在、飲むだけでなく食べ ることによって、今まで以上に “マテ 茶 ”の良さを知らしめて欲しいものです。

ピンピンころりでなければ

北島会長は79歳の今でも毎朝9時 に会社に出勤して、土日は得意先回り をしているそうです。ご自身の健康 づ く り を う か が う と 、「 朝 起 き る と 先 ずウガイをし、次にコップ一杯の白湯 を飲みます。寝る前には内蔵のため にヘソ周りを時計回りに左手で 12 回、 右手で12回マッサージすることが日 課です。好みのお茶は “ カモミール ”」 だそうです。

世界中のお茶を取り扱っているので 当然健康だと見られているからでしょ うか。「このような仕事をしているので、 私はピンピンころりでなければダメな んです」と話されます。

会社を辞めたら童話作家になりたい と、宮沢賢治研究会の役員にもなって いるそうです。

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