48歳からの華麗な生き方・老後をサポートする

特集 『みんなで作る公園』 公園ボランティアの始め方!

2024.06.02

(一社)みんなの公園愛護会・代表理事:椛田(かばた)里佳さんは、2020年6月24日に、地域の小さな公園を支える公園ボランティアをサポートするため団体を設立。公園が綺麗になれば心地よい居場所になり、地域環境が良くなり子育てもしやすく、人のつながりや楽しみが生まれる、そんな「みんなの広場作り」を応援しています。

顔写真

 

みんなの公園愛護会 気持ちいい公園作りを応援する

椛田里佳さんは子育てする中で「公園という場所はいろんな年齢の子供たちが遊んでいて、一緒に遊ばなくても様子を見てお互い配慮するという姿があるので、とても素晴らしい場所だと思っていました。公園が気持ちいい場所として使えているのは、 守り育ててくれている 地域の 人たちのお陰 なのですが、 あまり知られていません 。 公園ボランティア活動を応援することで公園全体が良くなるといいなと思って団体を作りました」と話されています。

公園の役割や良さについて・・・

 災害時の一時避難場所でもある

 自然や緑のある場所として健康にも役立つ

ボランティアの「やりがい」の中に嬉しいという内容があり、高齢者の一人暮らしの方は、定期的に集まる場所に出る機会になり、人と話す機会が持て認知予防にもなる。

 『公園浴』を楽しもう

千葉 大学の 岩崎寛 先生によると、森林浴のような形で 身近な緑地を活用する『公園浴』で、森に出かけなくても公園の緑に癒される。5分間いるだけでも健康効果や ストレス軽減、癒しの効果があるそうです。さらに活動に関わることで土に触れ、体を自然に動かすことになるので、よりそういう効果があるようです。

新刊の紹介「推しの公園を育てる!」

公園ボランティアで楽しむ地域の庭づくりが発刊されました。

 

今回、本誌で公園ボランティアについて紹介したのは一部です。「推しの公園を育てる!」が発刊されましたので、地域の公園を綺麗にすることで地域環境を良くしたい、人との交流を作り豊な人生を手に入れたい方は是非一読を。

(一社)みんなの公園愛護会 椛田里佳/跡部 徹 著

発行:学芸出版社、体裁四六判・192頁 定価本体2300円+税

公園ボランティアの始め方 い・ろ・は 

みんなの公園愛護会を立ち上げた椛田さんは鎌倉に住んでいて、友達から「近所の公園が荒れているので、草刈りをやろうと思うんだ」と言われ一緒にすることに。

  • 最初に近くの市役所に相談に行こう!

自分で勝手に草刈りをしていいのかどうか分からないので、友達は市役所に行き「草刈りをやろうと思うんですが」と言ってOKをもらいました。

そして、「公園愛護会制度」に登録して継続的にやると何かしらのサポートがもらえることもその時に分かりました。

  • 公園愛護会制度に登録すると活動支援が受けられる

この「公園愛護会制度」は活動費が支給されたり、道具の支援があるなど、市町村ごとに決められています。登録するとそういうサポートが受けられるというので登録しました。

1回だけやってみたい場合のサポートはありませんが、登録し継続して活動するという約束のもとに報償金が支給されます。鎌倉市はそういう制度でしたが、ネットで調べると他のところでは色々条件が違うこともわかり、内容やもらえるお金も違えば、お金はなくて道具だけ提供するというところも。花壇だけの活動があったり、5人以上で作れますとか、町内会長の許可が必要など色々。これは一体どういうことだと思って調査を始めた結果が次からの報告です。

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