IV週末で「免疫体質」に変わる法

免疫体質をつくる「週末時間」

「運動不足を解消する」必要最低限の運動

たまの休日には、運動をしてみるのもよいでしょう。

運 動 の 仕 方 も 、 体 が つ ら く な る ほ ど の 激 し い 運 動 を す る と 、交 感 神 経 が 優 位 に な り ま す 。

体が気 持ちよくなるくらいの負荷がかかる、有 酸 素 運 動 のウォーキングや軽めのジョギングをすると、副交感神経を刺激することがで きます。 勝敗を競うスポーツは、興奮して交感神経を 刺激しがちです。他人と競ったりせず、個人で 楽しめるような運動だと、副交感神経を刺 激し、リラックスすることができるでしょう。

日ごろ仕事で疲れているような人は、徐々 に体を動かすようにしてください。

真 面 目 な 人 は 、「 頑 張 っ て 体 を 鍛 え な く て は な らない」「これをしなければならない」とキリキリ した気持ちで始めがちですが、それはやめまし ょ う 。か え っ て 疲 れ を た め 、 体 を 壊 す だ けですから。

できれば、自然の中や広い公園などで、ゆったりとした気分で、腹式呼吸をし、 自 分 の 体 と 対 話 す る よ う な 気 持 ち で 、 少 し ず つ 体 を 動 か し て み て く だ さ い 。す ると副交感神経が優位になり、感覚が研ぎ澄まされ、体の潜在的な声に気づ けるようになるでしょう。

組織破壊が起きている場所から、悲鳴が聞こえてくるはずです。「何だか、 無 理 し て い る な 」「 何 を 、 そ ん な に 焦 っ て い た の か な 」 と 気 づ け る よ う に な れ ば 、 病気になる前に、生き方の修正を始めるのです。

疲 れ を た め な い 生 活 を 実 戦 し て 、 体 が 普 通 の 状 態 に 戻 っ て き た ら 、「 頑 張 っ て 体を鍛える」こともいいですね。

た だ 、 鍛 え す ぎ て 筋 肉 隆 々 に な っ て し ま う と 、 逆 に 疲 れ や す く な り ま す 。大 量 の筋肉が、たくさんのエネルギーを消費するようになり、交感神経が緊張しが ちになるからです。

ま た 、女 性 の 場 合 、や せ す ぎ て 脂 肪 の 量 が 減 り す ぎ る と 、体 温 を 保 つ 機 能 が 落ちて低体温になり、かえって疲れやすくなるかもしれません。

※安 保 徹 さ ん の 著 書 「 疲 れ な い 体 を つ く る 免 疫 力 」( 発 行: 三 笠 書 房5 7 1 円+ 税)の 中 の 「 ま ず 免 疫力を高めるコツ」を知る・・・を許可を得て要約しています。