“免疫力を高めるコツ” 教えます! ⑯
免疫力を高めるコツ” 教えます! ⑯
IV週末で「免疫体質」に変わる法
免疫体質をつくる「週末時間」
たまには「体に悪いこと」をしてみる!
これまで述べてきた、疲れない体をつくる生活習慣を 実戦していると、時々、窮屈さを感じて、いや気がさしてくる人もいるでしょう。そうなると、結局、実戦できなくなり、 効果もまったく出なくなってしまいます。
ひとつの健康法に固執しすぎるのは、医学的に見ても、よくありません。精神的にはスレスがたまり交感神経が優位に傾きがちですし、体も常に変化するので、ある時は体によかった健 康 法が、よくないものになるかもしれません。
何事も、基 本はしっかり押さえるべきですが、細かい点においては一定のおおらかさを持ったほうがいいと思います。
私 も 、これまで述べてきた生活を 、 気をつかって実戦していて健康そのものです。しかし、時々、あえて羽目をはずします。そのほうが体の調子もよいのです。 私は、月に何回か、町に繰り出しお酒を楽しんでいます。リラックスして仕事の疲れを癒やし、将来の夢を語ります。 翌日は、二日酔いになり、寝不足にもなります。
翌日は、二日酔いになり、寝不足にもなります。 いつも穏やかで満ち足りた健康状態を保っていると、それ以上、体の機能は 鍛えられません 。限界状態の負荷に接 して、体の能力を動員して戦うという機会がなくなってしまうからです。
何か負荷がかかって、そこからリカバ リーを図るときに、体の機能がよ り強く鍛えられるのです。
食べ物については、普段、玄米、和食の人は、時々焼き肉 を思う存分食べればよいのです。睡眠が満ち足りている人は、 時々夜更かしして遊 び 、 翌日苦しい思いをするといい。
風邪も引かないなら 、インフルエンザが流行している場所に出向いてかかるのも悪くない。かかって熱に浮かされても、解熱剤などは使わない。
体は 、熱を上げて 、リンパ球総動員でウイルスを攻撃して戦っているのです 。
治った暁には 、免疫力が 高まっているでしょう 。
私が提唱している生き方とは、考え方と実戦において、厳格すぎず、おおらかな感覚も併せ持った生き方なのです。 た だ し 、すで に 、疲れが溜まっている人は 、 まず 、 疲れをためない生活を一生懸命、実戦するのが先ですので、そこはお忘れなく。
※安保徹さんの著書「疲れない体をつくる免疫力」(発行:三笠書房571
円+税)の中の「まず免疫力を高めるコツ」を知る・・・を許可を得て要約して います。