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『手書き地図』作りませんか!

2024.11.11

あなたの地域の魅力を再発見しよう!

手書き地図推進委員会

『手書き地図』の制作を通じて、地域の課題の発⾒や解決⽅法などの思考法を学び、⾃らが問いと答えを作る機会を提供するために、2013年に手書き地図推進委員会を結成。

委員会では全国手書き地図を募集しています。

株式会社ロケッコ 手書き地図推進委員会事務局 送付先:info@tegakimap.jp

2013年に結成した手書き地図推進委員会が、2020年のGOODDESIGN賞の『地域・コミュニティづくり部門』で受賞しました。

委員会の活動は地域の魅力を再発見するプロジェクト。来街者にどのように街を愉しんでいただくか、地域の課題を手書き地図を使ってどう解決するかなど、その地域に住んでいる人を巻き込んだワークショップによって地域の隠れた魅力を発見するという手法が高く評価されたそうです。

観光地や温泉街に行くと手書きの地図をもらったりしますね。神社仏閣や観光名所、お土産店から食事処などが楽しく描かれています。この『手書き地図』を作る方法を教えてくれるのが『手書き地図推進委員会』です。

全国の自治体では観光や地域振興目的で『手書き地図』を作るワークショップをおこなったり、小学校では授業の一環としても取り上げられているそうです。1人でもグループでも、テーマも形式も自由。知らなかった街のことを知ることができたり、グループで作っていくうちにコミュニケーションができる効果あるようです。

『手書き地図』であなたの街を再発見してみませんか。

📌「手書き地図って面白いよね」がきっかけ!

 手書き地図推進委員会のメンバーは4人。それぞれが自分の仕事をやっていてそれとは別に「手書き地図って面白いよね」って話しているうちに、自分が見つけた手書き地図を持ち寄り始める。4人で面白い『手書き地図』を見せあって、ワイワイ楽しんだりして「じゃここに行ってみようか」という感じで、手書き地図をつくっている人を訪ね始めたのがスタート。

📌初めて見て感動した『手書き地図』

ツーリングで“惚れた場所”を『ときがわ食品具マップ』にした!

手書き地図推進委員会のメンバーが感動したのが、この埼玉県都幾川村の『ときがわ食品具マップ』です。地図を作られた方のすごい熱量が伝わってきますね。

地図の制作者は都幾川村にいた方ではなくて、バイクでよく都幾川村をツーリングするのが好きで“惚れた場所”だったらしいです。その惚れた場所にコーヒー店と雑貨店を出して、いろんな人に「いい街だぜ都幾川は!」ということを伝えるために、移住する前から地図を作って配布し始めたそうです。

地図はバイクを走らせながらメモして作っていった形ですね。その思いや魅力が増していき2万部、3万部と配布が増え、やがて町からも頼られるようになっていったそうです。

感動・会話・多世代交流の『手書き地図』

 📌面白さを体系化したのが『手書き地図憲章』

手書き地図推進委員会がWebで面白い『手書き地図』を載せたり、現地に行ってこんな面白いことがありましたと発信。またWeb上でも「面白い地図があったら送ってくださいね」とアップすると、多くの地図情報が寄せられました。
このWebの活動を見ていた自治体から「仕事としてお願いできないか」と話があり、元々メンバーが持っていた『株式会社ロケッコ』という会社でスタート。

僕らが回っているうちに「こういうところが面白いんだよね。でも普通の地図と比べて何が違うの」という話になるので、それを体系化したのが『手書き地図憲章』です。

ご紹介はここまでです。興味のある方は下記の本を読んでください。

 『手書き地図のつくり方』

手書き地図は絵が描けなくても大丈夫。懐かしい思い出や日常生活、ウワサ話、空想妄想何でもありです。みんなで楽しむ地図づくりワークショップのノウハウを事例で解説しています。

 『手書き地図の教科書』
手書き地図の書き方、地域ネタの探し方をまとめた入門書。日本中から集めた139の作例をヒントにQ&A形式で50の問いに答えていけば、いつのまにかオンリーワンな地図が完成します。

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